つまらない日本語の掃き溜め

わたあめ☁*°が独り言を呟きます...

溢れる、乱れる、流れる

どうして悲しい時ほど文字が浮かんでくるのだろう

 

大学院で仲良くなり地元が同じなのがきっかけでよく助手席に乗った。1人で頼んだピザが余ったからっていう口実で家に呼んだ。おすすめの詩集を貸した。返してもらうことを口実にまた家に呼んだ。一緒に寝た。相手には遠距離の彼女がいた。朝が来たから一緒に講義に出た。なんとなくで毎日ご飯を一緒に食べるために半同棲し始めた。まだ相手には彼女がいた。セックスしたかったけどしてくれなかった。

 

 

相手が彼女と別れたらしい。チャンスだと思った。

 

 

一緒に帰省したり、実家の近くで実習の期間は夜中に河川敷で花火をした。好きだと思った。もっと知りたいと思った。

 

 

同棲が本格的になり、相手の家からテレビや着替えの服が家に仲間入りした。付き合うことになった。7月の夏の夜だった。流れで付き合うことになった、誰から見てもそうだったと思う、付き合うってこんな感じだったっけ。まあいいや、一緒にいられるなら。

 

 

言葉で伝えないと察せない彼と本心は中々言葉に出せずただ泣いてるだけの私。規則正しい生活の彼と夜行性で寝起きが悪い私。恋愛経験の浅い彼と性欲の強い私。運動神経が抜群な彼と読書が趣味の私。どこからどう見ても共通点なんか無くて興味しか無かった、もっともっと知りたいと思って元カノの話を掘り下げては凹んだ。

 

 

先に寝てる彼が無意識で私が隣に来ると抱きしめてくれる。腕が優しい。今日もあなたの隣で泣き疲れて眠りにつきます。