前日
何かの前日
精神的な疲労を抱えて
眠りにつく瞬間まで
安らかな時間はないように感じて
落ちるように眠るのだけど
眠れないことに苦しめられたりするよりも
一日の疲労に眠らさらてしまうのは
しあわせと呼ぶべきだろうかと思い悩む
塾講師を続けて3年目になるけれど
こんな毎日でいいのだろうか
もっと広い世界もあるんじゃないかって
考えながらも教えることが楽しいって
思う自分も確かにいて
このまま教師になれたらいいなとか
このままでいいやっていうのは惰性だろうか
意識や温度の格差はどの環境に置かれても悩む
永遠の課題なんじゃないか、
それも未解決ファイルに置き去りにされるタイプの。
懸命になんでもこなしても
自分に返ってくるのか、とか
お金に見合ってない、とか
そんなこと欠片も考えさせてくれないのが
子供たちで
本当に育てる全員が愛おしくて
他人の子供なんだから、所詮、なんて考えは
やっと、消えました
遅すぎたような気もするけれど
こんなに楽しい仕事はないなと
心から思えます、教えることは最高の職業だと
奉仕の精神なら無限に
母に、父に憧れて目指す教員が
こんなにも素敵なものだなんて
教えてはくれなかったよね、
肌身で感じることなんだと思えました
前向きに、短所も長所も受け止めて
日々、教えるために精進だなと思う限りです
教えることによって教えられてばかりなのは
ギブアンドテイクなのだろうかと疑問だけれど
日々、愛情を注ぎながらも
目の前のことから逃げずに立ち向かおうと思います